EAPは働いている人とそのご家族、所属組織(会社)の方が対象者ですが、相談テーマとして多いのはどのような内容と思われるでしょうか。

 

「職場の対人関係」「仕事上のストレス」…勿論それもありますが、実際にはプライベートに関するご相談も多いのです。「家族関係が上手くいかず、家でも気が休まらない」「相続問題で身内で揉めている」「結婚したいが紹介所に登録しても良い方向に向かない」「健康上の不安を家族にも話せない」etc…

 

職場でも友人にも家族にも話せない、そうした悩み事は、実は多くの方が抱えています。
そのような“誰にも言えない悩み”を専門家に相談することで、思いつめていた気持ちが少し楽になったり、考え方の幅が広がり解決の糸口が見えてきます。真面目な方ほど「こんなつまらない話で恥ずかしいのですが…」と仰いますが、決してつまらない話ではないのです。

 

多くのご相談は、「話してみよう」とご自身が覚悟を決めた時から良い方向に進んでいきます。「自分で何とかしなくては駄目だ」と抱え込んでいる限りはなかなか状況は変わりません。

 

そういう意味では、EAPのカウンセリングも医療機関でのセラピーも本質的には変わりはないと言えるでしょう。事態がより深刻であればEAPコンサルタントは他の専門機関をご紹介しますが、そこまで至らなくても状況改善を図ることは可能です。

 

会社でEAPサービスがあるのならば、活用されることは良い選択肢の一つです。また、会社にサービスがなければ、当オフィスのように個人のご相談にお応えできる相談機関も今は(少ないですが)あります。

 

日本ではまだ利用への抵抗感を持つ方も少なくないかも知れませんが、「自分らしく生きる」「元気に働き続ける」ために、困った時には専門家を活用することを選択肢の一つに加えてください。きっと今まで囚われていたことが、違って見えてくると思います。