企業経営や事業展開において、リスク・マネジメントは重要課題のひとつです。
ただ、想定外のリスクが発生した時、経営者や事業者はどこまでの責任を負わなければいけないのでしょうか。

3年前の7月26日未明に相模原で起きた事件では、その日のうちに諸外国の首相や要人からもメッセージが届きました。
現場に足を踏み入れた救急隊員らですら、その惨状に衝撃を受けたことが様々に語られました。

当該施設では、死傷者を含め多数の利用者と職員が被害に遭ったことは言うまでもありません。
当該法人も甚大な被害を受けています。

けれども、事件について神奈川県が発表した検証委員会の報告書の内容を知っている人は、どれだけいるでしょうか。
http://www.pref.kanagawa.jp/uploaded/attachment/852926.pdf
報告書では、施設が県の指定管理施設(元県立県営施設)であることもあり、「事件発生の報告義務」が迅速になされなかったことをもって法人の責任が指摘されています。

この判断を私たちはどう受け止めたら良いのでしょうか。

個人的意見としては、一社会福祉法人/民間事業者の責任を問うだけでは、あまりに無責任なのでは?という感覚を拭えません。

※この記事は2018年7月の投稿をもとに再掲しています。